ファッションが大事だ!と言うと、
洋服だったり靴だったり、髪型ばっかりを
気にしがち!!
でも、洋服や靴を常にいい状態で身に付ける男もかっこよくないですか?
物持ちが良くなるメンテナンス法をしってる男性なんて、この世に限られた人数しかいませんよ。
さらに物持ちがよいということは、
モノを大事にするという事なので、
女性に対しても"あなたのことを大切にするよ"
と無言のアピールにもなるんです!!
さて今回は、
自分が持っているアイテムを長持ちさせるためのメンテナンス法を余すことなくお伝えしていきます。
アイテムが長持ちするセルフケア法
自分のアイテムをメンテナンスするセルフケア法と、
その理由を事細かく説明します。
習慣の力で3万円のスーツが10万円のスーツに勝つ
メンテナンスは毎日するもの。
10万円の高級スーツだとしても、
何も手入れをしなければ汚れが溜まって
よれが出てきてしまいます。
しかし、3万円のスーツだとしても、
着るたびに毎回ブラッシングしてあげれば
美しい状態で着続けられます。
わずか1分の手入れで、
10万円の高級スーツより3万円のスーツの方が
見栄えが良くなるなら価格以上の価値を感じますよね。
天然毛の洋服ブラシで手入れする
毎日、洋服ブラシで
「脱いだら1分間のお手入れ」を
習慣化しちゃいましょう!!
ブラシ選びのポイントは、
馬毛や豚毛といった天然毛である1万円以上のモノを
おすすめします。
その分、一生で7万円以上の価値を生み続けますし、
クリーニング代を考えるとかなり安上りです。
値段ではなく、価値で判断しましょう!
着た服を吊るす場所を確保
脱いだスーツは湿気がこもっているので、
すぐにクローゼットにしまうのはNG。
湿気を消すために、
しばらく風に通しましょう。
ハンガーラックなどがあると、
服を吊るせるのでとっても便利です。
パンツも裾を上にして吊るすと、
シワが伸びるのでオススメです!
1日の終わりにするケア
1日の終わりにこれだけはしてほしいケアを
まとめました。忙しくても、これだけはしてください!
ポケットの中のモノは全部出す
家に着いたら、
まずはすぐにポケットに入っているモノを全て
出しましょう。
スーツの外ポケットやパンツのポケットに
モノを入れると型崩れの原因にもなるので注意が必要。
ブラシをかける
何度も言いますが、
ブラシをかけるのは本当に大切。
まずは平らな所にスーツを広げるか、
ハンガーラックに吊るしましょう。
次に繊維についた汚れをかきだすように、
まず下から上に。
そして上から下にブラッシングすることで、
毛並みを整えてあげましょう。
膝より下などの特に汚れがひどい部分は、
念入りにブラッシングしましょう。
厚手のハンガーにかける
ジャケットを肩幅の合わないハンガーや、
クリーニング後に付いている針金ハンガーにかけていると、
型崩れを起こします。
理想は肩幅より少し小さめの厚み4cm以上のハンガーで
保管するのベスト。汗を吸ってくれる木製ハンガーなら尚良し!
1回のメンテナンスは"100円貯金"と同じ
メンテナンスをしっかり行えば、
長く使えて節約にもなります。
僕も面倒くさがりなのですが、
「1回のメンテナンス=100円の貯金」と考えることもできます。
手入れをきちんとすることで、
買い替えを2年後にすることもできるし、
お金の他に買いに行く時間・手間もなくなります。
「良いものを買って長持ちさせる」マインドを持つ
日本のことわざで"安物買いの銭失い"とあるように、
安いものを買って頻繁に買い替えるよりも、良いモノを手入れして
使った方が節約にもなるし愛着も湧きますし味も出ます。
2日連続で使わない
実は洋服も、1日中働いて疲れています。
1日着たら最低1日は休ませてあげましょう。
そうすることで、
お気に入りの服の寿命も延びます。
アイテム別!長持ちさせる5つのコツ
ここでは長持ちさせるためのコツを紹介します。
ネクタイを使った後は1日丸めておく
ネクタイは外したらすぐに吊るさず、
丸めた状態にしておくとシワがしっかり伸びてくれます。
このまま1日休ませてあげましょう!
スーツはできるだけクリーニングに出さない
スーツをクリーニングに出せば出すほど、
傷みは早くなってしまいます。
革カバンが雨に濡れたら布で拭いてケアする
革製品はとても水に弱いです。
濡れてしまったらすぐに、
柔らかい布で水気をしっかり取ってあげましょう。
ニットの毛玉取りはブラシがおすすめ
スーツはもちろんのこと、
ニットにも毛玉ができるのでブラッシングしてあげましょう。
電動式の毛玉取りよりも、
ブラシ式のほうが衣類に優しいのでおすすめ。
季節の変わり目には革製品にクリームを塗る
カバンやベルト等の革製品は、
カサカサしたり白っぽくなっていたら専用の乳化性クリームを塗ってあげるタイミングです。
クリームを塗ってあげることで、
美しいツヤを保てるので、目安は3ヵ月~半年に一度。
革靴は1日一度or2週間に一度ケアをする
靴は洋服と同様に休ませてあげることが大事。
意外に多いのが、
同じ服を2日続けるのはダメだけど、
靴は何日も同じものを履くという人です。
でも1日履いた靴はたっぷりと汗を吸い込んでおり、
休ませないと傷みが早くなって型崩れも起きやすくなります。
靴は1日履いたら2日休ませるのが理想的で、
1日の終わりには必ずブラシをかけて2週間に1度はケアをしましょう。
革靴を長持ちさせる4つのコツ
僕も革靴が好きなので、
ここでは革靴を長持ちさせるコツを紹介します。
すべての靴にシューキーパーを入れる
サイズの合ったシューキーパーを入れておくと、
ゆがみや履きジワを防げます。
こちらも汗を吸ってくれる木製がおすすめ。
小型靴ベラを持ち歩く
革靴は特に靴ベラを使わないと、
かかとが傷みやすくなります。
携帯用の小型靴ベラがあると便利です。
天然毛の靴ブラシを使う
ブラシはやはり天然物を。
ホコリ取りには馬毛。
ツヤ出しには豚毛と、使い分けましょう。
雨に濡れたら新聞紙を入れる
水気は革靴の大敵です。
雨に濡れたら新聞紙を丸めて入れ、
15分くらい経ち湿っていたら交換しましょう。
革靴《毎日ケア編》
次は革靴を毎日ケアする簡単な方法を紹介。
シューキーパーを入れる。
靴を脱いだらすぐにシューキーパーを入れて、
型崩れを防ぎましょう。
斜めに傾けながら入れるとスムーズですよ!
全体をブラッシングする
縫い目やシワの間、甲と靴底の間など、
汚れやすいところは念入りにブラッシングしましょう。
革靴《2週に一度のケア編》
最後に革靴のしっかりとしたケア方法を紹介。
クリーナーで汚れを拭き取る
毎日の革靴ケアをしたら、
柔らかい布に革靴用クリーナーを取り、
全体に塗り広げて拭き取ります。
クリームをしっかりと塗る
乳化性の靴クリームを少量布に取り、
ムラがないように全体に伸ばしてあげましょう。
ブラッシングを丁寧にする
一度ブラッシングをかけて、
余分なクリームを落としましょう。
全体を磨く
布で磨いてツヤ出しをしましょう。
ここでしっかり磨くことで、
履く時のテンションが違います。
最後に防水スプレーをする
最後は雨と汚れ防止のため、
仕上げに防水スプレーをしましょう。
オシャレ着のホームクリーニング法
オシャレ着洗いを極めれば、
クリーニングよりも風合い良く、
さっぱり仕上がります。
"風合い(ふうあい)"とは、
生地などの手ざわりや外観から受ける感じ、という意味です!
しっかりオシャレ着を覚えて、
ホームクリーニングをしましょう。
オシャレ着洗いはコツを掴めば失敗しない
セーターやウールのパンツなど、
水洗いOKの表示があるものはドライクリーニングに出すより、
家で洗うほうがオススメです。
汗汚れなどもキレイに落ちて、
風合いも戻りサッパリ仕上がりますよ。
ポイントは、
オシャレ着用の中性洗剤を使うことです。
お湯は極力使わず常温の水で問題ありません。
コツさえ掴めば失敗することはないです。
マークで分かる!水洗いOKの印
洗う前には洋服の表示を確認すること!
上の2つのマークのどっちかがあれば、
家で洗濯が可能です!
「30」などの数字は、
その温度以下の水で洗うという意味なので、
覚えておくと便利です(*^^*)
失敗しないポイントはこれだ!
下記に4つのポイントをまとめました。
30℃以下の水で洗うこと!
「オシャレ着はお湯で洗う」と思っている人が多いですが、これは間違い!
水温が高すぎると縮む原因になるので、
常温の水で大丈夫です。
ネットに入れて「ドライコース」で洗うこと!
畳んでネットに入れると、洋服の傷みを防げます。
洗濯機の「ドライコース」をしっかり利用するようにしましょう。
中世洗剤を使うこと!
通常の洗濯洗剤ではなく、
オシャレ着用の中世洗剤を使いましょう。
日陰で干すこと!
日の当たる場所で干すと、
縮みや色あせの原因になります。
風通しのいい日陰で干すのがグッド。
セーターの洗い方
ここではセーターの洗い方を伝授します。
汚れているところは洗剤をつける
シミや汚れがついているところには、
中世洗剤を直接少しだけつけておきましょう。
ウタマロ石鹸がおすすめです。
たたんでネットに入れる
セーターに合った大きさのネットにたたんで入れる。
汚れているほうを外側にしましょう。
洗濯機で洗う
洗濯機の「ドライコース」または
「オシャレ着洗いコース」で洗います!
脱水後、シワを伸ばす
短時間脱水した後に、
いったん平らな場所に広げて、
シワを伸ばしましょう。
日陰で平干し
風通し良く日の当たらない場所で
平干しし、または竿にかけて乾かしましょう。
プロ仕様のアイロンのかけ方
服をキレイに魅せるのも、
大切なメンテナンス。
その方法の1つがアイロンがけです。
まずはアイロンがけができるスペースを家に確保しましょう。
アイロンがけを自分でやるのは面倒臭そうという人も多いと思いますが、
やってみると意外に簡単です。
やる気になるコツは、スペースを確保した後に、
見えるところにアイロンを置くことです。
スーツのパンツや、ワイシャツくらいは
かけ方を知っておいたほうがスマート。
洋服の表示を見て、素材に合った温度でかけてあげましょう。
上手にアイロンをかけるコツ
始めに上手にアイロンをかけるコツを紹介します。
ゆっくり大きく布目に沿って動かす
アイロンは細かく動かしすぎず、
布目に沿ってゆっくりかけましょう。
ウールなどはあて布をしよう
直接アイロンをあてるとテカリの原因になってしまいます。
必ずあて布を使ってアイロンをしましょう。
パンツ・シャツのアイロンがけをマスターする
さぁここではパンツとシャツのアイロンがけをマスターしてもらいます。
パンツのアイロンがけ
まずはパンツがけから紹介します。
腰回りにスチームをかける
まずはアイロンを少し浮かせながら、
腰回りにスチームをかけましょう。
両手で左右に伸ばす
次に両手で腰部分を左右に引っ張って、
シワを伸ばしましょう。
股部分にスチームをかける
そして股の部分を開いて、
アイロンを浮かせてスチームをしましょう。
裾から腰に向かってかける
最後にクリースのところで折り、
裾から腰に向かってかけます。
シャツのアイロンがけ
次はシャツのアイロンがけを紹介します。
まずは全体に霧吹きをしよう
シャツの端を持って、
まずは全体にたっぷりと霧吹きをして湿らせましょう。
襟を外側から中へとかける
襟を上にして広げ、片手で引っ張りながら外側から中に向かってしっかりかけましょう。
カフスを外側⇒内側の順でかける
カフス部を広げて、まずは外側をかけます。
その次にひっくり返して、内側をかけましょう。
ヨーク部分をかける
背中を上にして広げて、
ヨークの部分のシワを伸ばしましょう。
袖口から肩へとかける
袖を広げて置いて、
袖口のほうから肩に向かってかけましょう。
右の前身ごろをかける
片手で引っ張りながら、
右側前身ごろを下から上にかける。
後ろ身ごろ全体をかける
再び、背中の部分を広げて、
生地を少しずつずらして後ろ身ごろ全体をかけましょう。
左の前身ごろをかけてフィニッシュ
最後に、左の前身ごろをかけましょう。
ボタン部はアイロンの先を使いながら、
細かく丁寧にしましょう。
最強のクローゼット整理術
意外に盲点なのが、クローゼットの整理です。
どうですか?クローゼット汚くないですか?笑
ここでは、クローゼットの整理術を紹介します。
"7割収納"で使いやすさが200%増加
ギュウギュウのクローゼットだと、
シワや型崩れの原因になります。
日々の忙しさに紛れて、
クローゼットが汚くなってませんか?
ハンガーはすべて同じ向きにすると、
取り出しやすいです。
スペースがあるからといって、
詰め込みすぎるのは型崩れの原因になるのでNGです。
理想はクローゼットの7割。
扉を開けて換気するのも忘れずに!!
最低でも幅60cmの吊るしスペース確保
クローゼットの標準の大きさを考えると、
サラリーマンであればスーツ4着、
シャツ5枚、コート1着くらい。
とするならラックの幅は60cmが必要になってきます。
彼女や家族の服の隙間ではなく、
自分のハンガーラックを確保したいです。
ワードローブのチェック項目
では次に、クローゼット内の洋服がいけてるのかどうか、
しっかりチェックしましょう。
不要なものはメルカリで売りましょう。
チェックシートを作ったので確認してください。
☑傷んだりくたびれていないか
☑1年以内に3回以上着たか
☑他の洋服と合わせやすいか
☑サイズが今の自分に合っているか
☑トレンドに合っているか
クローゼットの整理ポイント4つ
それでもクローゼットの整理ができない人のために、
ポイントを4つ紹介します!
ひと目で見渡せる収納を心がける
洋服選びをスピーディにするためにも、
自分がどんな服を持っているのかを把握するにも、
ひと目でパッと見渡せる収納をまず心がけること。
引き出しの中で、上のものをどかさないと
次の服が取れないような収納はNGです。
ニットはハンガーにかけない
ニットはハンガーにかけると伸びたり、
ハンガーの跡がついてしまいます。
ニットはたたんでチェストにしまうのがベスト。
パンツは畳むか吊るす
パンツを丸めて収納する人が多いですが、
これ意外にシワになります。
3つにたたんで収納するか、
ハンガーに吊るして収納しましょう。
除湿剤を使ってニオイやカビを予防
クローゼットの中の湿気は、
ニオイやカビの主な原因。
除湿剤をしっかり使って対策を行いましょう。
脱いだ衣類は風を通して、
湿気を飛ばしてからしまうことも大切です!
クローゼットマル秘テクニック
同じハンガーを使い続けると、
どうしてもギュウギュウになりますよね。
そんな時、間にS字フックを使って高さを
ずらすと洋服の間に空間をつくれるので
型崩れを防げちゃいます!
服が長持ちするクリーニング活用術
では最後にお気に入りの服をしっかりと長持ちさせるための、
クリーニング活用術を伝授します。
これを知っとくと知っとかないとでは、
大きな違いが出てくるのでぜひチェックしてください!
納得のいくクリーニング店を選び関係性を作る
スーツは特にクリーニングに出す回数が多いほど、
傷みが早くなるので自分でブラッシングをする等して
メンテナンスをしてあげるのが理想です。
ただ自分では取れない汚れや、
メンテナンス時間を確保できない場合はクリーニングに頼りましょう。
料金や仕上がり等、自分がしっかりと納得できる店を選ぶのが大事です。
頻繁に出す必要はない
スーツは毎日脱いだ後にブラッシングをして、
ときどきスチームアイロンをしてあげてたら頻繁にクリーニングに出す必要はありません。
襟や袖口の汚れも濡れタオルで叩くなどの手入れをすれば、
自分でもキレイに保てますよ!
クリーニング後のニオイが良い店を選ぶ
お店によっては古い溶剤を使ってるときがあります。
洗い上がりの洋服のニオイを嗅いでみて、
悪いニオイがしないか確認しましょう。
いいお店を選ぶポイント
✔料金が安すぎない
サービスが良ければある程度は高いです。
✔溶剤のニオイが悪くない
仕上がり後のニオイを確認すること。
✔シミ抜き等の知識がある
事前に相談した時に丁寧に分かりやすく応えてくれるなら◎
シャツのクリーニング伝達術
シャツをクリーニング点に出す時に、
自分の要望を伝えるのはとても大事です。
ここでは失敗しない伝達術を紹介。
のりづけは好みの強さを伝える
シャツはのりが効いているほどきちんとした印象を与えます。
クールビズ用のシャツに、のりが効きすぎているのはおかしいです。
シャツをクリーニングに出すなら用途によって好みの強さを伝えましょうね!
のりの強さの例
強め…冠婚葬祭などに
ふつう…スーツスタイルに
弱め…ジャケパンスタイルに
のりなし…肌が弱い人などに
たたみ仕上げではなくハンガー仕上げに
多くの店では、シャツを出す時に
「たたみ仕上げ」か「ハンガー仕上げ」を選べます。
通勤用に使うならハンガー仕上げの方が、
たたみジワがなく見た目もキレイです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は事細かく、
自分の持っている大切なアイテムが
長持ちするためのメンテンナンス法を
紹介しました。
自分の持っているアイテムに愛着を持って接せれる男性は、
女性も大切にするはずです。
面倒くさいとは思わず、
しっかり手入れをすることでより趣深くなってきます。
そもそもどんなアイテムを購入すればいいかわからない人は、
下記の記事に絶対に外さない初心者必須のファッションアイテムをまとめてるので参考にしてみてください!